今回からC#について勉強していきましょう。
C#とは?
「しーしゃーぷ」と読みます。
C#というのはプログラミング言語の一つです。
Microsoft社が開発したプログラミング言語で、国際標準化機構(ISO)で標準化され、日本でもJISに採択されています。
最大の特徴は「.Net Framework」と呼ばれる実行環境で動作する点でしょう。
また、標準化されているため「Mono」と呼ばれる開発環境を利用することで、Windows以外のMac OSXやLinuxといった環境でもプログラミングして実行することができます。
C#を動作するための環境
Windows7以降では初めから「.Net Framework」がインストールされています。
この中にC#を使ってプログラミングするために必要な道具はほぼ揃っていると考えて大丈夫です。
とはいえ、C#に利用されているライブラリは名前が長く、覚えにくいものが多いです。
ですから、そうした部分を補助してくれるための環境が無償で提供されています。
こちらをダウンロードして利用することで、どのように記述したらよいかを補助してくれるだけでなく実行できるプログラムを作成することもサポートしてくれます。
1点だけ難があるのが、このVisual Studioはダウンロードしてインストールするために9.0GBのディスク容量を占めます。
ちょっと試してみたいだけということであれば、メモ帳やフリーソフトのテキストエディタを利用することをお勧めします。
補助はしてくれませんが、C#の構文に沿って色分け表示してくれるなどのサポートはあります。
Microsoft社が提供するエディタとして、「Visual Studio Code」というものがあります。
こちらは先ほどのCommunityほどはディスクを利用しませんが、テキストエディタに比べれば補助は手厚いですのでお勧めです。
では次回からC#について本格的に勉強していくことにしましょう。
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