このシリーズでは古くから存在するテキスト処理ツールのAWKと比較をしながらWindows PowerShellを学んでいく入門講座です。
比較だけでなく、コード片やデモを交えてお話しします。
動画の概要
AWKとPowerShellの特徴を紹介して、それぞれの違いを説明しました。
AWK
- 入力データを区切り文字(デフォルトでは半角スペースまたはタブ文字)で分割して何かをするツールである
- Unixコマンドとして、古くから利用されてきている
- 主にテキスト処理に利用される
- 条件分岐や繰り返し構文などもあり、ほぼプログラミング言語と呼んでも差し支えない
- 入力データを一行ずつ処理する
PowerShell
- 入力データをオブジェクトとして処理するツール
- Windows Vista以降で標準インストールされている
- スクリプトを記述することができるプログラミング言語である
- 入力されたオブジェクトごとに処理をする
WindowsでAWKを利用するには
Unixのような環境をWindowsに用意する必要がある
代表例は以下のとおり
本講座ではBabunを利用しています。
Babunの特徴としてはCygwinだけどインストールに管理者権限不要であらかじめ利用しやすいように設定がされている、ということがあります。
もしもGit for Windowsがインストール済みであればmsysが導入済みですので、Git Bashなどから利用しても構いません。
また、MinGWもパッケージマネージャがついており便利です。
このほか、Rubyをご利用の方はDevKitを利用するとmsysが含まれています。
0コメント