まったく異なる2つのツールですが、共通したところももちろんあります。
そうしたところに着目して解説しました。
動画の概要
2つのツールの共通点を通じて、考え方の違いをお話ししました。
いずれもパイプラインでの動作を想定している
しかしAWKはテキスト、PowerShellはオブジェクトを入力データとして想定しています。
「パイプラインを利用する」とはいえ、考え方が根本的に異なります。
同じようなイメージで利用すると、意図しない動作になることがありますので注意が必要です。
実行ブロックが3種類
AWKの場合は厳密にはパターンと呼びます。
- 最初に1度だけ実行される「Begin」
- 最後に1度だけ実行される「End」
- 入力されたデータの数(AWKでは行、PowerShellではオブジェクト)だけ実行される「Process」
AWKにおいてはProcess部分は「Process」とは記述せず、波かっこのみで記述します。
AWKコード例
BEGIN{
print "start."
}{
print $1
}
END{
print "end."
}
PowerShellコード例
Begin {
"start."
}Process {
$_
}
End {
"end."
}
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