こんにちは!なるーらぼです。今回は「音楽をプログラミングしよう」の最終回です。
Sonic Piの最大の魅力であるライブループについてお話しします。
今回用に動画も作成しました!
こちらの動画をご覧いただくとわかるとおり、コードを毎回変更するたび停止、再生という手順が不要です。つまり、再生しながらコードを変更していくことができるということです。このためコード変更がリアルタイムに実際のパフォーマンスに反映することができるということがSonic Piのほんとうの面白さです。
ライブループのつくりかた
ライブループをつくるのは専用の「live_loop」命令を使います。そして名前付きスレッドのように名前を付けます。
live_loop :nalulabo do
# ここへコードを書きます
end
これだけで、再生しながらコードの変更をパフォーマンスへ反映することができるのです。これまでにお話ししたことはすべて利用することができますので、あらかじめ作りこんでおいてコードを変更しながら演奏するということもできます。
ただ、ギターを弾きながらコードを修正するというのはちょっと無理があるかな…と思いますのでDJやキーボード担当の方がするか、プログラマという担当がいた方がいいでしょう。
また、ライブループ2つ以上を同期させるには以前にもお話ししました「cue」命令と「sync」命令を使います。これによってループ同士が同期して演奏するようになります。
動画でもシーケンスフレーズのループにベースと4つ打ちキックを同期させています。
こうして作成したソースコードはGithubをはじめ、いろんなところで共有するとさらに面白いでしょう。同じ環境であれば同じ音がなりますので。
今回の動画で使用したソースコードはGithubのサービス「Gist」へおいておきますのでダウンロードしていじり倒して遊んでみてください。
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