こんにちは!なるーらぼです!
先週から土曜日の午前中に息子にプログラミングを教えておりますが、2回目をやってみたのでご参考まで。
今回はリストをやってみる予定だったのですが、息子の唐突な思い付きにより180度とまではいきませんが予定を変更して「音」に関するプログラムを書いてもらいました。
概要
ちょっと何を言っているのかわからいかもしれませんが、とりあえず先に息子がやりたいことを説明します。
T2ガイアメモリにある「ユニコーン」のマキシマムドライブをやりたい
わかります?わかる方はわかるでしょう。
むかし、仮面ライダーダブルという特撮がありまして、つい先日数年ぶりに一番下の息子(2歳)のためにDVDを見せたわけです。
そうしたところ、自分が小さいころには気づかなかったマニアックなものに気づきまして、それをつくってみたいんだ!ということになりました。
ガイアメモリというのが悪者や仮面ライダーが変身につかうツールなんですが、仮面ライダーについては武器というか攻撃にも利用します。そのとき、必殺技として効果を最大にするのが「マキシマムドライブ」ということであります。
なにを言っているんでしょうか、わたし。
内容
ガイアメモリを実体化させたいという息子を説得して、音が鳴るものをつくってみようということになりました。ガイアメモリは本体についているボタンを押すと音が鳴るようになっています。ボタンは3か所あって、うち2つがマキシマムドライブに関するものです。1つを押した状態でマキシマムドライブの待機音、2つ目を押すと攻撃音が鳴るようになっています。
ということで、手持ちのおもちゃを引っ張りだしてきて録音することにしました。
といっても、息子に貸しているパソコンにはマイクがないので外付けしてやりました。また、録音にも少し困って、オフライン版(1.4)を使わせていたので編集機能がついておらず、わたしが趣味でインストールしていたFLStudioの体験版をつかって編集もしました。
このツールに限らず、音楽系のソフトは32bitの音声ファイルを書き出すのが標準的なのですが、Scratchは8bitか16bitにしか対応していません。このためプログラミングとは別にフォーマットの変更、必要な領域のトリム、音声レベルをアップするためのノーマライズなどを覚えてもらうなどの必要がありました。
実際に何かしら音声ファイルをオンライン版でも利用しようと思うと、手持ちのサンプルを16bitへ変換する必要があるので、ちょっと面倒ではあります。
編集を終えてScratchへ音声ファイルを読み込み、やっとプログラミングを始めました。
わりとすぐに原型が完成して、あれこれ試していましたがマキシマムドライブ待機をスペースキーが押されたとき、攻撃を下矢印キーという仕様に落ち着きました。
これがそのコードです。
今回はプロジェクト埋め込みではなく画像なのは、「まだ完成してないので」だそうです。オンライン版を使ってもらった方がよかったなーといまさら後悔しております。
もしお子さんに学んでもらうならScratchオンラインのユーザー登録もしてあげてください。自動保存もされるエディタなので、消えてしまって「ぎゃーっ!!!」というのがなくなって精神衛生上も非常によいです:)
次のような「まとめ」を今回はホワイトボード(小さいですけど)に書きまして、息子には使ってないノートへ手書きでまとめさせました。気づいたことも書いてもらいました。
デジタルのことを教えていても、アナログを残しておいた方がいいかな?と思うのは老害なんでしょうかね…
字が汚すぎる…
さて、現時点でのプロジェクトを実行するとこんな感じです。
キーボード操作になっているので音声ばかりですが。
最後に
今回も息子の好奇心のおもむくままに教えてみたのですが、気づいたことがいくつか。
- 答えをできるだけ言わないようにする(色んな方法を考えてくれるので)
- サジェストはしたほうがいい(このブロックはこうも使えるよ、とか)
- オフライン版のときは保存したファイル名を記録させる(どれかわからなくなる)
- 音声編集ソフトは簡単なものを導入しておくべき(DAWは高度すぎる)
- ノートなどにまとめる時間をとるべき
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