[tips]VBScriptで終了コードを返すには

コマンドプロンプトやBATファイルからVBScriptで書いたスクリプトを実行させることはあると思います。

しかし、その実行がうまくいかなかった場合には後続の処理を止めたい、あるいは別の処理をさせたいということがあるでしょう。

そうしたときは、VBScriptのスクリプトから終了コードを返してあげればいいのです。


終了コードを返す

VBScriptは基本的に「cscript.exe」を利用ことになると思います。

つまり「Windows Scripting Host(WSH)」の範疇にいます。

このWSHを表す「WScript」オブジェクトが持っている「Quit」という終了を行うメソッドの引数に数値で指定してやればいいのです。

WScript.Quit(100)

こうしてやれば、呼び出し元へ終了コードとして100が返されます。


終了コードを確認する

コマンドプロンプトなどから実行したVBScriptの終了コードを受け取る必要があります。

これは通常のコマンドアプリと同じく、環境変数の「ERRORLEVEL」へセットされます。

よって、これをチェックすることで終了コードを確認することができます。

echo %ERRORLEVEL%


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