PowerShellはバージョンによって存在するコマンドレットがあったりなかったりします。
特に便利なコマンドレットほど最近のバージョンにしかありません。
そうしたときにPowerShellのバージョンによってコマンドレットを利用してもらうか自前のサブルーチンを利用してもらうか分岐させたいですよね。
PowerShellでバージョンを確認するには「$PSVersionTable」という特殊な変数を利用します。
なお、この変数はバージョン1にはありません。
よってバージョン1かどうかはこの変数が存在しないことを確認すればいいでしょう。
それ以外は以下でメジャーバージョンを取得することができます。
$PSVersionTable.PSVersion.Major
このほか、$PSVersionTableには.Net Frameworkのバージョン(PowerShellをビルドしたバージョン)、PowerShellのビルドバージョンなども含まれます。
もちろん、マイナーバージョンやリビジョンも含まれています。
より細かいチェックをする場合はそれらも活用するとよいでしょう。
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